和やかでいられる空間でゆっくりお食事を 大阪市西区北堀江の日本料理 和顔(わげん)”手を抜かず、背のびせず”がモットーです

北堀江  旬の美味しい魚と野菜をゆったりとした空間で  日本料理 和顔(わげん)
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水無月の煮物



本日は今月の煮物「鱧(はも)の柳川風」の話をさせていただきます。

柳川鍋といえばドジョウを入れるのが一般的ですが、当店では "鱧" で柳川鍋をお出ししております。

牛蒡はもちろんですが、"豆苗" を一緒に卵でとじています。牛蒡と豆苗の相性が意外に良いと好評です。
仕上げに粉山椒をかけておりますので、蓋を開けた瞬間、食欲をそそる良い香りがいっぱいに広がります。

軽くまぜて卵を半熟にし、熱いうちにどうぞ。
2012-06-13 10:33:01

水無月のデザート



本日は、今月のデザート「枝豆冷ししるこ」の話をさせていただきます。

手法豆(てぼまめ・北海道産)と呼ばれる白い豆で白あんのおしるこを作ります。
そこに枝豆(大阪府八尾産)を湯がいて裏ごしした物を混ぜます。
それを冷たく冷し、お客様にお出しする直前に湯がいた白玉団子を入れます。
お料理の最後ですので、甘さひかえめにしております。お抹茶にもよくあいます。

さらっとした食感と爽やかな甘さと香りをお楽しみくださいませ。
2012-06-12 11:43:02

元気


新社会人の方も、2~3ヶ月目に入って来た頃だと思います。

この頃になると、少し緊張がゆるみ、今までの2ヶ月の疲れがどっと出て来始めます。そうすると、体調を崩したり、今まででは考えられないミスも増えたりします。そのため、先輩方から叱られる回数も増えてきます。

「気を張っているつもりでも、何故かうまくいかない」と言った状態に陥る時期にさしかかります。
私の経験上、考えても、もがいても越えられない壁にぶち当たっている時です。
そういう時は、自分を少し元に戻してあげればいいと思います。
要するに、「体を休める」という事です。
早く寝ることを心掛け、休憩時間が取れるならしっかりと休む事。体の疲れは、全てにマイナスの影響を及ぼしてしまうからです。
体が「元」に戻ると、「気」持ちも「元」に戻ります。すなわち、「元気」になるという事です。元気な自分でないと、その壁は越えられないと私は思います。

体と心を「元気」にして、またチャレンジしてみてください。
2012-06-11 01:02:21

水無月のお吸物



本日は、今月のお吸物「白ずいきの磯部汁」の話をさせていただきます。

白ずいきとは、「白芋茎」と書き、里芋の茎を軟化栽培したものです。

皮をむき、湯がいて水にさらします。アクが強いお野菜ですので、しっかりとさらしてアク抜きをします。その後、出汁でさっと焚きます。
焚いたものを澄まし汁に入れ、ゆるめにあんをひき、山葵を少し溶いて、器に盛ります。最後に包丁で細く切った海苔(針海苔)を上に乗せます。

ずいきと海苔だけのシンプルに見えるお料理ですが、ずいきの仕込みや出汁の取り方にとても手間がかかり、神経をつかいます。手を抜くと、全く美味しくないお料理になってしまいます。
美味しく仕上がる様、いつも"一椀入魂"の心でお作りしております。

初夏のお吸物をお楽しみくださいませ。

2012-06-10 22:58:02

水無月の前菜



日差しも日に日に強くなり、汗ばむ季節となりました。

今月の献立は、清涼感のあるものや、生姜や山椒等の食欲を増進させるものを使っております。

3種盛りの一種目、「姫サザエのつや煮」(写真左)
小さいサザエを、大根と一緒に湯がいて柔らかくし、甘辛くたいております。

二種目は「蓴菜(じゅんさい)の冷し酢」(写真中央)
広島県産のぬめりの多 い蓴菜を酢の物で召し上がっていただきます。冷たく冷したガラスの器に盛り込んでおり、金蓮葉というキンカンの葉を上に乗せております。目でも涼しさを感じる一品です。

三種目は、「金時草の胡麻和え」(写真
右)
金時草という紫色のぬめりのある加賀野菜を、湯がいて水でさらし、出汁に漬け込んだものを胡麻和えにしております。

初夏にぴったりの前菜を楽しんでくださいませ。

2012-06-03 09:48:01

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店舗情報


営業時間
17:00~22:00(20:00最終入店)
コースのみ
(※予約可)

定休日
毎週火、水曜日もしくは水、木曜日
月初日


TEL
06-6532-0873

住所
大阪府大阪市西区
北堀江1丁目6-12
四ツ橋中央ビル1階(地図
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