和やかでいられる空間でゆっくりお食事を 大阪市西区北堀江の日本料理 和顔（わげん）”手を抜かず、背のびせず”がモットーです

水曜日の休日は気持ちの良い天気で、靭公園まで2時間ほど歩きました。

仕入れの時にいつも自転車で通る道を歩いてみると、意外と発見も多いと気付きました。
景色も勿論ですが、人、音、香り、風など色々と感じる事があり、仕事の日では得れないものを得られた時間を過ごしました。

私達の職業は"手に職"の世界だけに、一つの事に入り込んでしまいがちです。しかし、私達の仕事は「感性」が命で、いつも磨いておかないといけないと私は思います。常に感じる心を保つために、色々な場所に行き、色々なものを見て、色々な人とお話をさせていただき、成長していきたいと思います。
☆靭公園に咲いていたチューリップです

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本日は、今月の「焼き物」の中に入れております  "山菜の天ぷら"  の話をさせていただきます。

この時期、色々な珍しい山菜が各地方から届きます。そちらを楽しんでいただきたいと思い、今月は "山菜 天ぷら  二種" として、その日に入荷した山菜をお出ししております。

本日ご紹介する山菜は、"あざみ" と "花ウド"です。

あざみ(写真上)は、葉に少しトゲがあり、クセは少なく、根は山ごぼうとして使われます(秋田県産)

花ウド(写真下)は、名前に"ウド"とついておりますが、セリ科で川のほとりなどに生息し、パンチのきいた香りが特徴です(京都府亀岡産)

春の香りの代表 "山菜" を楽しんでくださいませ。

⭐数量限定のふきのとう味噌(一瓶 1,575円)が残り6~7瓶ほどとなりました。お求めの方は、お早めにお電話を。テイクアウトのみも承ります。お取り置きもさせていただきます。

昼のお弁当(わげん弁当)をお休みさせていただいてから、4ヶ月近く経ちました。お陰様で人気があり、たくさんのお客様が楽しみにお見えになられていたのを思い出します。
休んでおります一番の理由は、私自身の身体が限界まできていたからです。

毎日、夜の営業が終わってから17種類もの弁当の材料や先付け、デザートに至るまでを仕込みます。手を抜けない性格ですので、最初から最後までしっかりと仕込みます。気が付けば朝方になってしまい、片付けと掃除をして家に帰り、約3時間の睡眠をとって、9時には店に入りお昼の準備をし、12時から2時まで営業。賄いをかき込み、5時までに急いで夜の営業の仕込みと準備をし、10時まで営業。それの繰り返しでした。
最初は大丈夫だったのですが、一人で料理を手掛けているため、途中から集中力も切れかけ、疲れて眠たい状態で接客してしまう日が出てきてしまい、このままでは体を壊してしまうし、壊してしまってからでは店ごとダメになると思い、昨年いっぱいでお休みさせていただく事に致しました。

夜の営業だけにしてからは、いつでもお客様をお迎え出来る体制ができ、準備や気遣い、集中力、掃除など、気持ちが常に前に向いている状態に変わりました。
今の状況では中途半端でお客様に失礼ですので、スタッフが揃い、喜んでいただける力がつきました時に、"わげん弁当"を再開させていただきたいと考えております。

夜は従来通り、5時から10時まで営業致しております。
是非ともお立ち寄りくださいませ。

⭐写真は造幣局の"雨宿り"という桜です。下を向いていても綺麗に咲く姿に感動しました。 

今日は、今月の箸休め「焼き穴子寿司」のお話をさせていただきます。

朝、泉州でとれた肉厚で脂ののった穴子を蒲焼きにし、木の芽をまぜた寿司飯の上に乗せ、押し寿司にしております。
"箸休め"ですので一貫ですが、美味しさが口いっぱいに広がります。


三日前までに予約して頂くと、お持ち帰りも可能です。(一本 1890円)
テイクアウトのみでもご注文承りますので、お気軽にお電話していただけたらと思います。

定休日の今日は、気持ちの良い春の陽気に包まれました。

夫婦で店から造幣局まで歩きました。平日の昼にもかかわらず、すごい人の数でした。
正直、通り抜けの桜を見に行ったのは初めてで、その遅咲きの桜の種類と美しさに感動しました。公園で見る桜も良いですが、今日の桜には何か上品さと風格を感じました。
この瞬間のために、熱い夏や寒い冬を乗り越えて来た桜の花を見ると、営業中に美しい花(時間と空間と料理)を咲かせるために、その倍以上の仕込みをする私達の仕事と重なります。改めて、"手を抜かず、背伸びせず、仕事に励もう"と思い返しました。
今日は、良い運動ができ、美しい桜を見れて、気持ちをリセット出来るいい一日になりました。