先週の水曜日に、靭公園まで歩きました。雨上がりのせいか、人がいつもより少なく、静かで、公園の木々の色や香りがいつもより感じやすい気がしました。
桜の時期とは違う"新緑"の力強さも感じました。
今まであまり気にかけていなかったバラ園のバラが一斉に咲いており、その中に立つと何か特別な空間にいるようでした。
バラの種類が多くあるのにも驚きましたが、一つ一つのバラがそれぞれ違った形、違った色、違った大きさで咲き誇っている姿がとても印象的でした。
誰もが見やすい花壇に咲いているバラもあれば、少しみえにくい土手のような所に咲いているバラもありました。
ふと、私の店の名前の事を思い出しました。
"手を抜かず 背伸びせず"
まさにその"和顔"のようにバラが咲いているのにハッとさせられました。
ご時世がどうであれ、環境がどうであれ、人としての経験や色がどうであれ、やることは一つだということです。
"自分の出来る精一杯の料理とサービスを提供し、お客様に喜んでいただく事"
"和顔"を胸に、初心を忘れず励みたいと思います。
☆写真は "たそがれ" という名前の日本のバラです。