和やかでいられる空間でゆっくりお食事を 大阪市西区北堀江の日本料理 和顔（わげん）”手を抜かず、背のびせず”がモットーです

それぞれの社会でも同じだと思いますが、新しく私達の世界(料理界)に入った人達も、"この時期(慣れて来た頃)" が大きなポイントになっています。

この一ヶ月強、ただ一心不乱にやってきた体や心が少しずつ慣れてきて、少し楽になってくる頃です。そして周りが少しずつ見えてくる頃です。
先輩達も、新入生ではなく同じ従業員として対応を変えてくる頃です。

そこでプラスにできる人は、自分に余裕ができた分、先輩達の仕事を見て勉強したり、今の仕事に磨きをかけていきます。
マイナスにしてしまう人は、"慣れ" を "出来る" と勘違いし、先輩に反発したり、店や人の "あら" ばかりをさがしてふてくされたり、学生の時の友人と会って話をすると、"どうして自分だけがこんなにしんどい事をしているんだろう" と思い違いをします。

社会に出たら、楽しい事ばかりではありません。むしろ、我慢の中に楽しみを見つけるような感じだと、私の短い経験の中では思います。だからこそ、プラスに考えないと一気に落ちてしまいます。

今の状況は変えられませんが、プラスにするかマイナスにするかは、本人の考え方や行動次第です。自分の考え方や行動がこれからの自分の人生の舵(かじ)だという事です。
今を乗り切れば、何かが見えてきます。心から応援しています。

3日、4日と連休をいただき、充実した時間を過ごしました。
睡眠を十分にとり、そして次の戦略を練る時間も持てました。

5月の料理もスタートし、新しい気持ちで昨日から仕事を楽しんでおります。
また、追い追いお料理も紹介させていただきますので、楽しんでご覧になってくださいませ。

先週、調理師学校の恩師が食事にお見えになりました。とても懐かしく、昔話に花が咲きました。そして、あの頃の想いや夢見ていた気持ちがフラッシュバックしました。

"料理の鉄人"に憧れて入ったこの世界。
学ぶもの全てが新鮮で楽しかった調理師学校時代。
憧れや学校の楽しさとはかけ離れた "社会" という中での現実。
その中で、もがきながら助けられながら、自分なりに見い出してきたよろこび。
目の前の苦しさを乗り越え、見えて来た料理人という仕事の素晴らしさや使命感。

走馬燈の様に蘇る自分の記憶に、今の自分自身が励まされました。
今までの自分を信じ、一日一日を大切にし、日々お客様に喜んでいただける様、精一杯努力したいと思います。
これからも、よろしくお願い致します。

水曜日の休日は気持ちの良い天気で、靭公園まで2時間ほど歩きました。

仕入れの時にいつも自転車で通る道を歩いてみると、意外と発見も多いと気付きました。
景色も勿論ですが、人、音、香り、風など色々と感じる事があり、仕事の日では得れないものを得られた時間を過ごしました。

私達の職業は"手に職"の世界だけに、一つの事に入り込んでしまいがちです。しかし、私達の仕事は「感性」が命で、いつも磨いておかないといけないと私は思います。常に感じる心を保つために、色々な場所に行き、色々なものを見て、色々な人とお話をさせていただき、成長していきたいと思います。
☆靭公園に咲いていたチューリップです

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本日は、今月の「焼き物」の中に入れております  "山菜の天ぷら"  の話をさせていただきます。

この時期、色々な珍しい山菜が各地方から届きます。そちらを楽しんでいただきたいと思い、今月は "山菜 天ぷら  二種" として、その日に入荷した山菜をお出ししております。

本日ご紹介する山菜は、"あざみ" と "花ウド"です。

あざみ(写真上)は、葉に少しトゲがあり、クセは少なく、根は山ごぼうとして使われます(秋田県産)

花ウド(写真下)は、名前に"ウド"とついておりますが、セリ科で川のほとりなどに生息し、パンチのきいた香りが特徴です(京都府亀岡産)

春の香りの代表 "山菜" を楽しんでくださいませ。

⭐数量限定のふきのとう味噌(一瓶 1,575円)が残り6~7瓶ほどとなりました。お求めの方は、お早めにお電話を。テイクアウトのみも承ります。お取り置きもさせていただきます。